医療ツーリズム患者を受入れる
医療機関の取組事例
事例紹介医療機関
医療法人偕行会 名古屋共立病院
名古屋市中川区

医療ツーリズムの患者を受入れはじめた理由

今後、日本は人口が減少していくため、法人として病院の機能維持や地域医療の継続を考えた際に、国内の診療報酬だけに頼った医療では限界があると考え、主に中国や東南アジアをターゲットに受入れを始めました。
まず健診から受入れを始め、健診で見つかった疾患を日本で治療したいというニーズから徐々に治療の受入れも行うようになりました。医療ツーリズムとして受入れを行ったのは、2014年からです。
体制等は受入れと同時進行で整えていきました。受入れ前に委員会を設置し、ある程度の準備はしていましたが、実際に受入れると、様々な患者様がいらっしゃいますので、その都度経験を積んで対応を行ってきました。
まず健診から受入れを始め、健診で見つかった疾患を日本で治療したいというニーズから徐々に治療の受入れも行うようになりました。医療ツーリズムとして受入れを行ったのは、2014年からです。
体制等は受入れと同時進行で整えていきました。受入れ前に委員会を設置し、ある程度の準備はしていましたが、実際に受入れると、様々な患者様がいらっしゃいますので、その都度経験を積んで対応を行ってきました。

基本的な考え方・習慣・宗教が異なることへの戸惑い
中国の患者様の中には病室をホテル感覚で使われる方もおられ、個室を自分の部屋のように好きに使われた方もいらっしゃいました。スタッフ達は言葉も通じず、習慣・宗教も違う中で医療を提供しないといけないという根本的な不安があったかと思います。その都度、トラブルなどの内容を各科で共有し、病院全体で対応策を検討することで経験を積み、今は日本の患者様と近い感覚で医療を提供できています。
イニシアチブを握るリーダーの必要性
海外からの患者様の受入れには、リーダーシップをとる人がしっかりとイニシアチブを握り、進めていくことが必要です。お問い合わせがあった時に、まず一番にどのドクターに診てもらえるかから始まります。ドクターが断ってしまうと、次へ進みません。受入れに対して中心となるドクターがいて、ドクターから振り出されたことにスタッフが対応できる組織を作っていくと受入れやすいと考えています。
受入れ体制について

当法人内の専門部署「国際医療事業部」にお問い合わせをいただきますと、当院の国際医療室へ連絡が入り、受入れについて判断します。その際のポイントは患者情報です。情報をもとにドクターと話し合います。受入れ可能となれば、あとは流れに沿って進めます。最初にいかに、今の状態・既往歴・自国での治療内容などの多くの情報を正確に得ることができるかが重要です。そのためドクターからの要望も聞きながら患者様の情報を正確に得ると同時に、患者様の要望も正確にお伺いして満足度向上に繋げられるように注力しています。
言語については、現在、英語、中国語、インドネシア語、スペイン語、ポルトガル語に対応できるスタッフがいますので心配はありません。入院時の生活支援に必要な通訳サポートにはポケトークを完備しています。ポケトークを用いてもどうしても伝えられない場合は通訳担当者との電話による通訳対応も可能ですので安心して入院していただけます。
言語については、現在、英語、中国語、インドネシア語、スペイン語、ポルトガル語に対応できるスタッフがいますので心配はありません。入院時の生活支援に必要な通訳サポートにはポケトークを完備しています。ポケトークを用いてもどうしても伝えられない場合は通訳担当者との電話による通訳対応も可能ですので安心して入院していただけます。
また外国人患者受入れマニュアルを準備しており、対応する職員は部署ごとのマニュアルを一通り確認することで、対応できるような仕組みを作っています。
未収金トラブルを防止するため、はじめに概算費用を出し、デポジットのように前払い入金のシステムをとっています。
中国、インドネシアの方はご家族など団体でいらっしゃる場合もあり、ゆとりのあるスペースで診察できるよう専用フロアを整えており、そこでは受付から会計まで対応しています。病室も外国人患者様専用特別室も用意しています。
未収金トラブルを防止するため、はじめに概算費用を出し、デポジットのように前払い入金のシステムをとっています。
中国、インドネシアの方はご家族など団体でいらっしゃる場合もあり、ゆとりのあるスペースで診察できるよう専用フロアを整えており、そこでは受付から会計まで対応しています。病室も外国人患者様専用特別室も用意しています。
●今後について
体制についてもさらに「国際医療事業部」との連携を強め、専任スタッフの増員、育成をはかり、よりスピーディーに対応できるよう整えていきたいです。当院は循環器、腎臓内科、整形、放射線外科のほか、本態性振戦というふるえに関する治療も力を入れており、強み、特徴をいかして取組みを進めます。
取組POINT
・専用部署の設置でスピーディーに対応、何よりも正確な情報が受入れ判断のカギ
・各部署対応の「外国人受入れマニュアル」作成など現場スタッフの心配・負担を減らす仕組みづくり
・団体のご家族での来日にも対応の専門フロアを用意
・各部署対応の「外国人受入れマニュアル」作成など現場スタッフの心配・負担を減らす仕組みづくり
・団体のご家族での来日にも対応の専門フロアを用意
独立行政法人
地域医療機能推進機構 中京病院
名古屋市南区

医療ツーリズムの患者を受入れはじめた理由

当院には海外での技術指導や外国人医師研修の受入れを実施している診療科があり、そうした診療科への具体的な外国人患者様の診療依頼が受入れのきっかけとなりました。
また、当院周辺には外国人居住者が多く、日常診療で外国人患者様に対応する機会が少なくないです。私どもは、医療ツーリズムを積極的に行うとしたわけではないですが、当院の治療を海外から受けたい、必要とされている患者様がいるならば受入れを行っていきたいと考えております。例えばですが、「熱傷治療」を受けたいと思われた患者様が海外から来られるという、日本人の患者様と変わらない意識で医療ツーリズムの受入れに取り組んでいます。
受入れ決定に際しては、医療コーディネート事業者から地域医療連携・相談室(患者相談室)に依頼が入り、事業者から診療情報提供書等の提供を受け、まず、診療科にて受入れが可能か否か判断します。次に「医療ツーリズム委員会」にて検討し、最終的には管理者会議で受入れの可否を決定します。
医療ツーリズム委員会があるため、現場も病院に守られているという意識が生まれ、当事者であるスタッフ間で合意形成を図ることができるため、組織として一体となって対応しようと前向きに進めることができます。
また、当院周辺には外国人居住者が多く、日常診療で外国人患者様に対応する機会が少なくないです。私どもは、医療ツーリズムを積極的に行うとしたわけではないですが、当院の治療を海外から受けたい、必要とされている患者様がいるならば受入れを行っていきたいと考えております。例えばですが、「熱傷治療」を受けたいと思われた患者様が海外から来られるという、日本人の患者様と変わらない意識で医療ツーリズムの受入れに取り組んでいます。
受入れ決定に際しては、医療コーディネート事業者から地域医療連携・相談室(患者相談室)に依頼が入り、事業者から診療情報提供書等の提供を受け、まず、診療科にて受入れが可能か否か判断します。次に「医療ツーリズム委員会」にて検討し、最終的には管理者会議で受入れの可否を決定します。
医療ツーリズム委員会があるため、現場も病院に守られているという意識が生まれ、当事者であるスタッフ間で合意形成を図ることができるため、組織として一体となって対応しようと前向きに進めることができます。
受入れ体制について

海外からの患者様の受入れが決定後、次にどういう環境を整えていけばいいかの検討が必要です。
特に通訳の課題が大きく、例えば患者様のご家族や知人が通訳できますと仰ったとしても、実際のところ患者様本人に、どういうニュアンスで伝えられているか、都合のいいところだけを伝えていないか、など問題が有ります。ドクターは図や絵を用いて説明していますが、説明についてはまず医療通訳が理解してからでないと、患者様への説明は出来ません。意思疎通が正しくできていない場合、もし何かあった際に「言った、言わない」の話になってしまいます。遠隔医療通訳サービスを使ったこともありますが、手術などの説明では専門的な話となるため、そのようなサービスを用いても伝わりにくいことが多くあります。
国際医療コーディネート事業者を介する場合は、必要な時は通訳を派遣してとなるため安心ですが、救急など様々な場面で外国人患者様の受入れを行っていくことにおいて、やはり医療通訳が課題と認識しています。
他にも習慣の違いにより日本人患者様と同じ対応では様々な問題が生じたことがあり、手術・検査の同意書など書類面の整備も進めてきました。また医療費については未収金を回避するため、事前に概算金額を提示した上で治療を進めることが必要と心得ています。
特に通訳の課題が大きく、例えば患者様のご家族や知人が通訳できますと仰ったとしても、実際のところ患者様本人に、どういうニュアンスで伝えられているか、都合のいいところだけを伝えていないか、など問題が有ります。ドクターは図や絵を用いて説明していますが、説明についてはまず医療通訳が理解してからでないと、患者様への説明は出来ません。意思疎通が正しくできていない場合、もし何かあった際に「言った、言わない」の話になってしまいます。遠隔医療通訳サービスを使ったこともありますが、手術などの説明では専門的な話となるため、そのようなサービスを用いても伝わりにくいことが多くあります。
国際医療コーディネート事業者を介する場合は、必要な時は通訳を派遣してとなるため安心ですが、救急など様々な場面で外国人患者様の受入れを行っていくことにおいて、やはり医療通訳が課題と認識しています。
他にも習慣の違いにより日本人患者様と同じ対応では様々な問題が生じたことがあり、手術・検査の同意書など書類面の整備も進めてきました。また医療費については未収金を回避するため、事前に概算金額を提示した上で治療を進めることが必要と心得ています。
●今後について
当院はすべての診療科で受入れができるわけではないですが、それぞれの診療科に得意分野があるのが特徴で、特定の診療科では、先進的医療の提供が可能です。主要診療科を整備しているので、集学的医療を提供できます。
インバウンドの再開により、当院での治療を希望される方が増えていく場合、通訳の他、さらに事前に準備できる看板や書類の多言語化を進め、充実を図っていきたいと考えております。
インバウンドの再開により、当院での治療を希望される方が増えていく場合、通訳の他、さらに事前に準備できる看板や書類の多言語化を進め、充実を図っていきたいと考えております。
取組POINT
・必要とする海外から患者様がいるならば受入れを行っていきたいという風土
・受入れの有無を決定するフローを確立。各部署スタッフが集まり「医療ツーリズム委員会」で審議
・手術・検査の同意書など書類の整備が必要
・受入れの有無を決定するフローを確立。各部署スタッフが集まり「医療ツーリズム委員会」で審議
・手術・検査の同意書など書類の整備が必要
学校法人藤田学園 藤田医科大学病院
豊明市

医療ツーリズム受入れについて

医療ツーリズムに関して、8割ほどが中国からの患者様になります。当院では日本にいる知り合い、親戚を頼って多くのお問い合わせをいただいていますが、まず外国人患者様から現在どこに住んでいる・病名・どんな状態などの情報を入手します。
さらに、来日されてからトラブルにならないよう費用についてもお伝えし、治療を受けたいとご判断いただいた場合、国際医療コーディネート事業者さんに渡航に関する手続き等の支援をいただいた上で、受入れを行います。
国際医療コーディネート事業者を介さない受入れは、患者さんの背景や病状が不明確な場合も多く、病院にとってハードルが高いです。国際医療コーディネート事業者を介することで、病院が安心して患者さんの受入れができることがとても多いです。
受入れにあたっては、医療以外の滞在に係る様々なフォローが必要になりますが、そういったフォローを国際医療コーディネート事業者に依頼できる部分はお願いし、病院は治療に専念することで、円滑に医療を提供できています。
さらに、来日されてからトラブルにならないよう費用についてもお伝えし、治療を受けたいとご判断いただいた場合、国際医療コーディネート事業者さんに渡航に関する手続き等の支援をいただいた上で、受入れを行います。
国際医療コーディネート事業者を介さない受入れは、患者さんの背景や病状が不明確な場合も多く、病院にとってハードルが高いです。国際医療コーディネート事業者を介することで、病院が安心して患者さんの受入れができることがとても多いです。
受入れにあたっては、医療以外の滞在に係る様々なフォローが必要になりますが、そういったフォローを国際医療コーディネート事業者に依頼できる部分はお願いし、病院は治療に専念することで、円滑に医療を提供できています。

医療費についても、通訳を介しての診察などを行うため高額の料金となりますが、国際医療コーディネート事業者が入院費のデポジットなどの説明を担うことにより、受入れがスムーズに進みます。
また、来日後に治療できないことにならないよう、事前にオンラインで医師が説明するセカンドオピニオンを勧めています。「オンラインセカンドオピニオン」も対応可能で、当院でできる治療や手術を説明することで患者様も安心して来日することができます。
また、来日後に治療できないことにならないよう、事前にオンラインで医師が説明するセカンドオピニオンを勧めています。「オンラインセカンドオピニオン」も対応可能で、当院でできる治療や手術を説明することで患者様も安心して来日することができます。
医療ツーリズム患者が満足する医療体制・設備

中国を中心としたアジア、欧米など各分野でトップリーダーとしてご活躍の方々のために高精度な健診、先進的な医療を提供いたします。様々な分野でご活躍の方が来られることが多いため、セキュリティとプライバシーに配慮できるよう専用部署である「国際医療センター」にて受入れを行っております。また、お子様も含めたご家族や通訳など、大人数で来日された場合でも対応できる待合室・診察室を設けています。
医療ツーリズムで来日され容態が安定している患者様や健診を行う方が入院する際は、特別室をご利用いただいております。特別室はミニキッチンを設備しているため料理される方も多く、その際、食器など使用するものは国際医療コーディネート事業者が対応されることもあります。
医療ツーリズムで来日され容態が安定している患者様や健診を行う方が入院する際は、特別室をご利用いただいております。特別室はミニキッチンを設備しているため料理される方も多く、その際、食器など使用するものは国際医療コーディネート事業者が対応されることもあります。
医療ツーリズムで来日される患者様が日本で治療を受ける理由として、日本の高度な医療とスピードの他、患者一人にかける時間と丁寧さも理由として挙げられると思います。最先端の検査機器を用いて健康状態を把握し、得た結果を豊富な経験を持つドクターが、多角的に評価する人間ドックの他、手術して終わりでなく退院後の栄養指導やリハビリなどの術後のケアも理由の1つだと思います。
他にも、経過観察の必要な方には定期的に術後の診察を行っています。がん治療後の診察などは、来日していただき再検査を行っていますが、コロナ禍で来日が難しい時期は遠隔での再診察も行っていました。
他にも、経過観察の必要な方には定期的に術後の診察を行っています。がん治療後の診察などは、来日していただき再検査を行っていますが、コロナ禍で来日が難しい時期は遠隔での再診察も行っていました。
●今後について
国際医療センターの診察室が増設されたこともあり、専任スタッフの育成とともにサービスを充実させていきたいです。当院は大学病院のため、様々な疾患に対応し、先進的な医療の提供が可能です。健診から治療までを行うことができますので、海外からの患者様に対しても、当院の医療を積極的に提供していきたいです。
取組POINT
・可能な限り事前に「オンラインセカンドオピニオン」を実施し治療方針を説明
・受入れは国際医療コーディネート事業者と連携し対応
・プライバシーを守り、専用の診察室や待合室を設備した「国際医療センター」
・受入れは国際医療コーディネート事業者と連携し対応
・プライバシーを守り、専用の診察室や待合室を設備した「国際医療センター」
社会医療法人大雄会 大雄会第一病院
一宮市

医療ツーリズムの取組について

医療ツーリズムの健診において、近年は中国の方のご利用が大半を占めており、月に2、3件の問い合わせがあります。コーディネーターからの問い合わせのほか、以前当院で健診を受けられた方から「家族や知り合いに健康診断を受けさせたい」といったご紹介、また、観光とセットで健診を受けたいという方もいらっしゃいます。
海外では習慣や文化が異なるため、その振る舞いを日本人健診者様が不快に感じることもあるかもしれません。トラブルを未然に防ぐため、医療ツーリズムの受診者様には個室をご用意し、混雑する時間を避けてご案内しています。
一時期は新型コロナウィルス感染症の影響で受け入れを見合わせましたが、2023年に5類感染症に引き下げられたタイミングで、受け入れを再開しました。日本での滞在期間やご予算に合わせて、なるべく柔軟に対応しています。
海外では習慣や文化が異なるため、その振る舞いを日本人健診者様が不快に感じることもあるかもしれません。トラブルを未然に防ぐため、医療ツーリズムの受診者様には個室をご用意し、混雑する時間を避けてご案内しています。
一時期は新型コロナウィルス感染症の影響で受け入れを見合わせましたが、2023年に5類感染症に引き下げられたタイミングで、受け入れを再開しました。日本での滞在期間やご予算に合わせて、なるべく柔軟に対応しています。

当院では、2002年よりPET-CT検査にいち早く力を入れており、PET-CTを目的に当院を希望される方が多くいらっしゃいます。長年の経験による高精度な検査に加え、当院ではサイクロトロンによるPET用放射性薬剤が製造可能であるため、人数が増えても問題なく対応できます。
また、海外の受診者様の中には、採血自体が生まれて初めての経験で、針を怖がる方もお見えになります。そこで、検査の前に読んでいただく説明文を多言語でご用意し、安心して検査を受けていただける体制を整えています。
健診の結果表は、「カルテコ」というオンラインサービスを利用しており、アプリをダウンロードしていただくと、オンライン上でいつでも確認することができるため、海外からも閲覧が可能です。検査そのものに加え、こうした海外受診者が利用しやすいサービスも高く評価いただいております。
また、海外の受診者様の中には、採血自体が生まれて初めての経験で、針を怖がる方もお見えになります。そこで、検査の前に読んでいただく説明文を多言語でご用意し、安心して検査を受けていただける体制を整えています。
健診の結果表は、「カルテコ」というオンラインサービスを利用しており、アプリをダウンロードしていただくと、オンライン上でいつでも確認することができるため、海外からも閲覧が可能です。検査そのものに加え、こうした海外受診者が利用しやすいサービスも高く評価いただいております。
受入れ体制と改善ポイント

2024年4月から、問診表の記入を紙からWebに切り替えました。受診者様に二次元コードをお送りし、ご自身のスマートフォンなどから問診にお答えいただいています。お客様側でWeb上の翻訳ツールを活用しながら回答できる便利さに加え、当院側としては看護師が事前に回答を確認して当日の医療面談に備えられる点、用紙の持参忘れがない点などもメリットです。
2025年秋からは、AIによる誘導支援システムを導入しました。お一人様に一台タブレットをお渡しし、AIが混雑状況を判断しながら誘導するもので、健診時の課題である待ち時間を減らすための取組です。タブレットがあれば、検査説明や院内地図などを視覚情報としてわかりやすく伝えることができ、医療ツーリズムでもうまく活用していければと考えています。
2025年秋からは、AIによる誘導支援システムを導入しました。お一人様に一台タブレットをお渡しし、AIが混雑状況を判断しながら誘導するもので、健診時の課題である待ち時間を減らすための取組です。タブレットがあれば、検査説明や院内地図などを視覚情報としてわかりやすく伝えることができ、医療ツーリズムでもうまく活用していければと考えています。
2025年4月に国際医療コーディネート事業者と契約し、日本語での意思疎通が難しい場合は、事業者を通して予約を受ける方法に変更しました。以前は、すべて病院で直接予約を受けていたため、受診時のルールなど細かいニュアンスまで伝えきれないことも度々ありました。現在は事業者の手配した医療通訳の方に書類を翻訳してもらっており、病院側の負担もだいぶ軽くなっています。また、料金は事業者を通じて支払われるため、安心して受け入れることができています。
●今後について

医療ツーリズムの需要はさらに増えることが予想されます。現在は中国の受診者様が大半ですが、他国の方からのお問い合わせも増えており、今後、様々な国の方に対応していきたいと考えています。また、PET-CTだけでなく、女性の健診やアルツハイマー型認知症の検査など、ニーズに合わせて検査項目の拡大も検討しています。
取組POINT
・PET -CTを武器に、海外受診者を受け入れ
・医療ツーリズム事業者と契約し、予約受付や書類の通訳を依頼
・健診結果を確認できるオンラインサービス、待ち時間を減らすためのAI誘導システムなど、最新のデジタルツールを活用
・医療ツーリズム事業者と契約し、予約受付や書類の通訳を依頼
・健診結果を確認できるオンラインサービス、待ち時間を減らすためのAI誘導システムなど、最新のデジタルツールを活用



